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Webマーケティングのコンテンツとして、動画が有効であると言われ続けています。Facebookでも動画の投稿は優先的に表示されますし、拡散もしやすくなっています。しかし、メリットは多いものの、建設業界で動画をうまく使えている会社は多くはありません。逆に「建設業界の動画は見てもらえないから…」という声をよく聞きます。
そこでこの記事では、YouTubeで建設業界のどんな動画がよく見られているのか、建設会社、地方の建設業協会など、建設系の視聴数が多い動画をジャンル別に紹介し、どんな動画を公開すれば見てもらえるのか、紹介していきます。(※各動画の視聴回数は、2019年2月20日現在の数値です)
プロの道具は人気を集めやすいジャンルです。乗っている側にとっては日常かもしれませんが、それを非日常だと感じて見てくれる人は意外に多いものです。
パワーショベルなどの重機を紹介しています。この動画は子ども向けに制作されたものですが、結果的に大人の視聴数も多くなります。単にツール好きやガジェット好きだけではなく、依頼を考えている会社がどんな道具でどんな工事をしているのかチェックしたり、就転職希望者がどんな職場でどんな仕事かを確認したり、様々な理由で視聴されます。
「昨年の秋から工事を始めた仮称東南中学校の駐車場造成工事もいよいよ大詰めとなり、現場で発生した残土を運搬する大型ダンプに同乗して残土置場まで案内することになり、現場用のカメラで道中を撮影してみました。」(動画解説より)
という、普段大型ダンプに乗っている方からすると、単なる日常に過ぎない動画が28万回も視聴されています。昭和の時代にNHK教育テレビで放送されていた「はたらくおじさん」の現代版といったところです。このような、仕事の日常的な動画は堅実な人気があります。制作負担も少ないことから、挑戦してみる価値はあるでしょう。
些細なことを超絶真剣に大がかりにやる、というコミカルなつくりながら技術力を見せる動画です。ショベルカーを人間に見立てて、パソコンのキーを打ち、DTPソフトを操作し、途中に水を飲んだりワイパーで汗を拭ったりしながら、チラシを制作していきます。「思わず最後まで見てしまった」という声が多数ありました。
「現場の車」系に近いところで、「驚くべき凄い技術や凄い道具を見せる」という動画も人気になりやすいジャンルです。自社の倉庫や現場で探してみてください。
日本に2台しかないという「50t積み3.2(2.99)m幅、重機運搬用16輪ステアリング(後部のタイヤも切れる)装置付きのトレーラー」で狭い路地を通ります。確かに神業と言いたくなる凄技です。ちなみに、きちんと日中の通行許可がおりているそうです。
車線幅と車両幅がほぼ同じという状況の中、トレーラーが安定して気持ちよく軽やかに走って行く動画です。たぶん運転しているドライバーは意識していないと思いますが、凄い技です。ただ撮っているだけですが、凄技は見ていて心地良いものです。
ひとつの建物が完成するまでの工程を追う動画もそれなりの視聴数を稼ぎます。バラエティ番組などでもよく放映されることから、人気ぶりがわかります。特に更地から建物ができあがっていく過程は目を引きます。
富士急ハイランドで2011年夏に新設された、総工費30億円の新型コースター「高飛車」の建設作業を定点観測で追った動画です。静止画をつないで作るコマ送り動画「タイムラプス」という技術を使っています。スマートフォンなどで比較的簡単に制作できます。背景の天気も移り変わり、ストーリー性のある動画に仕上がっています。
工事内容を順番に見せていく動画です。ナレーターが工事映像に解説を加えていきます。工事内容、使用素材、使用ツールなど、丁寧に見せています。「この動画をお客様に教えて事前に見て頂いたら、不安が少し解消されたようで、ご購入へとスムーズにお話が進みました。」というコメントが付いていましたが、営業ツールとしても、就転職者向けのツールとしても効果がありそうです。
「地図に残るような雄大なモノづくり」を映像化した動画は、建設業界の魅力を表現しやすいジャンルです。仕事のやりがいにつながりやすく、採用にも効果が高そうです。
建設現場を通りかかった人が撮影した動画ですが、ダムという現場の雄大さが一目でわかります。単なる工事現場ではありますが、48万回も見られています。
大阪駅北側、梅田北ヤードの工事現場での作業風景がジオラマ風動画になっています。編集時に加工を加えることで、このような動画を制作することも可能です。建設動画としては珍しく、女性のコメントが多く集まっています。
素人が実際に仕事を体験する、「やってみた」ジャンルは動画の定番です。ユーチューバーがよく使っています。いくつか紹介しましょう。
6人組のYouTuber「東海オンエア」の「やってみた!」系動画です。プロの建築会社スタッフと素人YouTuberがブランコ作りで対決します。この動画は素人のドタバタを楽しむ方向ですが、逆にプロの凄さを見せるという方向で制作することもできそうです。一般に広く見せる目的であればテレビのバラエティ方向、建設に興味があったり関係者に見せる目的であればドキュメンタリー方向でつくるのが良さそうです。
よしもとクリエイティブ・エージェンシーの女性芸人たちが、高松市にある職人育成塾で職人体験をする動画です。国土交通省の「建設業界における女性活躍推進施策」を盛り上げるキャンペーン動画として制作されています。業界経験者の芸人をひとり入れることで、単なるおふざけで終わらないよう工夫されています。
2カ月間、鍛冶工事会社で働いた際の給与明細を公開しています。一見ショッキングな暴露モノのように見えますが、実際は至って真面目に仕事内容や給与の内訳などを語っています。こういう「見出しで惹く」手法は企業動画ではなかなか採用しにくいかもしれませんが、視聴者の目を惹く手法として紹介しました。
最後に、建設会社の採用ムービーとしては破格の36万回という視聴回数を誇る三和建設の動画をご紹介します。
この会社は、社員が自由に書き込んで意見交換ができるSNS形式の日報を導入したり、社員が講師を務める社内大学「SANWAアカデミー」を開設したりと社員を大切にする制度で知られ、2017年には建設業界で初めて経済産業省など各省庁も後援する「日本でいちばん大切にしたい会社」大賞の審査員会特別賞を受賞していて、就職人気も高い企業です。
動画は、実際の社長や社員が出演するドラマ仕立ての感動ストーリーになっています。
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よく見られている建設動画をジャンル別に紹介してきましたが、いかがでしょうか。営業や認知度アップにも効果がありそうですが、動画は求人に効くということもわかっていただけたのではないでしょうか。
動画は生の姿がわかりやすいメディアです。「嘘がつきにくい」とよく言われますが、どういう現場で、どういう仕事で、どういう雰囲気で、どういう人と働くのかわかるからです。ぜひ採用にも動画を活用ください。
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