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工事代金の即日受取! 売掛金保証!~長期の支払待ちが当然だった建設業界で、職人の味方となるサービスが続々登場

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建設業界は案件の規模が大きいため、2次請け、3次請けといった多重請負構造で、報酬も発注元からの入金の後になり、工事後数カ月待つ場合が多くなっています。中間請け会社の倒産による下請け会社の連鎖倒産や、職人の破産なども問題になっています。

金銭トラブルも多く、国土交通省の「建設工事紛争取扱状況(平成29年度)」によると、工事紛争のうち、工事代金と下請代金の争いで紛争の半分以上を占めています。

国土交通省|建設工事紛争取扱状況(平成29年度)国土交通省|建設工事紛争取扱状況(平成29年度)

http://www.mlit.go.jp/report/press/totikensangyo13_hh_000578.html

そんな状況の中、立場が弱い下請け会社や職人をサポートするサービスが登場しています。一時期増えた、仕事のマッチングサービスから一歩進んで、報酬や運転資金をサポートしてくれる、助かるサービスすです。この記事では、建設関連の職人や中小企業向けの“お金”関連サービスをご紹介します。

仕事を探し、工事代金を即日受け取れる「助太刀」「助太刀Pay」

助太刀助太刀|https://suke-dachi.jp/

お笑いコンビ、サンドウィッチマンがムキムキになるCMでも知られる「助太刀」。建設業界に特化して、仕事マッチング(助太刀をする/頼む)や、専用のチャットなどの機能を備える無料アプリで、5万人を超えるユーザーに使われています。

お金関連のサービスでは、なんといっても工事代金の「即日受取」サービスがあります。職人が働いた分の工事代金(出来高報酬債権)を助太刀が買い取り、職人が即日で受け取ることができるサービスです。発注者には助太刀が請求し、2カ月以内に支払えば良いので、発注者も認めてくれやすい仕組みとなっています。発注者・受注者の両方ともアプリ会員であれば、助太刀でマッチングしていない仕事でも使えます。

その日の仕事が終わった時点で、職人がアプリ上で工期や金額を申請し、発注者が承認すれば、職人はその日の工事が終わった時点で24時間365日申請ができ、即日工事代金を受け取ることが可能です。お金はセブン銀行ATMなどで引き落としができます。手数料が7%かかりますが、助かるサービスです。

助太刀Pay助太刀Pay|https://suke-dachi.jp/pay/

2019年1月には、専用の「助太刀カード」も誕生しました。工事代金を「即日受取」したお金をプリペイドカードとしてチャージでき、買い物ができます。入会金や年会費は無料で、建設現場で仕事中に怪我をした場合に入院費用や手術費用を補償する傷害保険が自動で付いてきます。

中小企業や職人向け、売掛保証「あんしん回収保証」

あんしん回収保証あんしん回収保証|https://peraichi.com/landing_pages/view/lwsecure

建設業界に特化して、工事会社を探せる「Local Works サーチ」などのサービスを展開するローカルワークス。お金関連サービスが充実しています。

まず、工事代金の売掛金を保証する「あんしん回収保証」という助かるサービスがあります。初めての取引、依頼先企業の支払能力が不明、大きな取引金額、支払期限の先延ばし依頼など、工事代金が本当にきちんと支払われるのか不安な場合にこのサービスを利用すれば、取引金額の5%の保証料率で、最大1,000万円までの売掛金が保証されます。

あんしん回収保証PRTIMES|https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000017437.html

最初に相手先企業の審査を依頼して保証がいくらまで受け付けてもらえるかを調べてもらい、業務が発生したら保証料金を支払って申し込み、工事終了後、支払期限が過ぎた場合には、1カ月以内に保証履行を依頼すれば、支払遅延の場合は7営業日以内、相手先が倒産した場合は約30営業日以内に代金が振り込まれる仕組みです。

債権回収に入るまで、サービスを使っていることは取引先に通知されないので、相手に不信感をもたれることもありません。一人親方でも利用できますので、回収業務などを負担に感じている方には最適です。

建設業界向けキャッシュレス決済サービス「ローカルワークス後払い」も

ローカルワークス後払いローカルワークス後払い|https://localworks.jp/credit_payment/

2019年2月、ローカルワークスのサービスに、新たに建設資材などの後払いサービス「ローカルワークス後払い」が加わりました。

買掛での与信が通りにくい建設業界の中小零細企業や職人でも、スマートフォンのQRコード決済を利用してキャッシュレスで商品購入、後払いが可能になるサービスです。

与信通過率は90%、最大1,000万円の後払い決済が可能となります。現在のところ利用できるのは、職人向け住宅設備関連材料の卸売店「プロストック」の一部店舗で、2019年4月には全国17店舗すべてで導入予定となっています。

担保なしでも受注時点で融資が受けられる「POファイナンス」

POファイナンスPOファイナンス|https://www.tranzax.co.jp/solution/po/

企業が持つ手形や売掛債権を電子化し、インターネット上で取引できるようにした電子記録債権。その取引所とも言える、指定電子債権記録機関であるトランザックスが、電子記録債権を活用して、中小企業や個人事業主でも受注時点で債権担保融資が受けられる「POファイナンス」をサービス展開しています。

これまで建設業界では、仕事が重なると入金までは人件費や資材などで資金繰りが悪化しがちでした。それがこのサービスを利用すれば、担保になる資産がなくても、仕事自体を担保にして融資が受けられます。金利や手数料は審査結果によりますが、資金繰りの負担が減れば、工事や営業に集中できます。

発注企業に了解を取る必要がありますが、公共工事の前払いのような資金調達が可能になるサービスです。

フィンテックの盛り上がりで今後にも期待

工事代金の即日受取

金融業界は今、スタートアップ企業が新しいテクノロジーを使った金融サービスを次々と立ち上げ、「フィンテック」と呼ばれて、大いに盛り上がっています。

その中で、建設業界の決済や受発注を便利にするサービスも生まれてきています。これからAI、IoT、ブロックチェーンなどの技術が本格的に世の中に入ってきます。その過程で、もっと便利なサービスが登場するでしょう。

しっかり情報にアンテナを張って精査し、自社の経営に有利なサービスを導入されてみてください。

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