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建設業界のための「AI・業務自動化展」「IoT/M2M展」レポート

CAREECON
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目次(この記事の内容)

  1. AIはチャットボットからRPAの時代へ
  2. ソフトウェアロボットがコンピュータ操作を自動化
  3. AIがネット上から営業先を探してくる
  4. 人材不足解消に2次元受付嬢、どうですか?
  5. タダで1年間コンサルという会社も
  6. 指先に乗る小チップで100km以上先に情報を送れる
  7. 現場作業員の健康状況もIoTで見守り
  8. 工具や備品管理にもIoT
  9. まとめ

AI(人工知能)、流行ってますよね。毎日次々にニュースが入ってきます。ただ、まだ何に使うのかわからない、自分には関係ない、という方が多いのではないでしょうか。今回はそんな建設会社やリフォーム会社、工事会社の方々の代わりに、人工知能の今が見える「AI・業務自動化展」と「IoT/M2M展」(2017年11月8日・水~10日・金 in幕張メッセ)に行ってきました。建設業界でどんなことにAIが使えるのかイメージしてみてください。




AIはチャットボットからRPAの時代へ

以前、「

第1回AI/人工知能 EXPO

」をレポートしたときもスゴい混雑でしたが、今回はそれ以上でした。なんせ海浜幕張駅からなかなか出られなかったくらいですから。それだけAIへの期待が大きいということでしょう。

が、行ってみたら「AI・業務自動化展」&「IoT/M2M展」は単独の展示会ではなく、「Japan IT Week【秋】」の一部でした。

ソフトウェアロボットがコンピュータ操作を自動化

写真:株式会社システナ

「RPA」は人材不足解消や残業削減の流れにあって、簡単だけど手間のかかるパソコン作業を自動化して、人間は企画や営業など頭と心が必要な分野に時間を使いましょう、という話です。

たとえば、交通費や定期代として請求された金額をインターネット上の乗り換え案内で確認し、間違いをリストアップする、といった作業です。人間でもできますが、まとまると時間がかかります。それがRPAなら24時間ミスもなく休憩もなく作業してくれますよ、と。

エクセルのマクロと大して変わらない気もしますが、「複数のソフトを連携させて自動化できるところが違う」そうです。プログラミングで開発作業を行なえば、もっと複雑なこともできるようですが、今はまだAIを使うレベルまで来ていない印象でした。ツール使用料は月5万円とか10万円です。月末に経理処理がたいへんで、といった会社は考えてみてもいいかもしれません。

AIがネット上から営業先を探してくる

写真:株式会社EC研究所

次は、インターネットから営業対象を探すのに苦労している営業の方向けのクラウドサービス「法人リスト自動検索システム」です。リスト作成するには、その会社の様々なページを見て情報を抜き出して、エクセルに入力して、と結構大変です。が、このシステムなら「リフォーム 東京」などと入力すれば、自動でインターネットの中から必要な会社の必要な情報をAIが判断してリストアップしてくれます。

テストで5件出してもらったのがこちら。社名、電話、ファックス、メール、事業概要や社員数などが抜き出されます。一部空欄もありますが、だいたい入っています。

なかなか便利そうですね。初期費用5万円+月額10万円で使えます。

人材不足解消に2次元受付嬢、どうですか?

写真:株式会社ティファナ・ドットコム

『「上司にAI導入しろ」と言われたら』というあるあるコピーが目立っていたブースも。AIで人材不足も解消できるらしいです。

その中身は、「AI接客システム」。

よくある受け答えを登録しておけば、ホームページや受付で自動対応してくれるシステムです。聞くのも答えるのも、音声でも文字でも対応可能。初期費用90万円~+月額38万円~。

タダで1年間コンサルという会社も

写真:株式会社リトルクラウド

次は、お宅の会社でAIを使えばどんなメリットがあるのかコンサルしますよ、しかも1年間無料で、というありがたいブース。混んでました。AI開発のマッチング会社で、相談企業の業務内容や経営課題からAIの出番を考え、画像処理や自然言語認識など、必要な分野が得意な開発会社に引き合わせるスタイルです。

コンサルは無料ですが、開発必要はかかります。当たり前ですが。

AIの次は、「IoT/M2M展」。IoT(Internet of Things)はモノにインターネットをつなぐこと、M2M(Machine to Machine)は機械同士をつなぐことです。M2Mは自動運転車がわかりやすいですね。車同士が通信し合って距離を調整するようなことです。IoTはというと……。

指先に乗る小チップで100km以上先に情報を送れる

写真:センスウェイ株式会社

IoTの通信チップとシステムを販売する会社のブース。モノにセンサーを取り付け、感知したデータをチップがインターネットで送り、会社がそれを受け取って解析する仕組みです。

たとえば工事用の重機や工具にGPS(や温度センサーや加速度センサーなど)を取り付け、重機の位置や稼働状況を本社で確認し、盗難時の位置確認や故障予測などに役立てるといった使い方です。

センサーさえ用意すれば様々な情報を取得でき、通信チップも数十円~と手頃になってきたので、これから導入が進みそうです。

現場作業員の健康状況もIoTで見守り

写真:株式会社NTTPCコミュニケーションズ

IoTはモノのデータだけ集めるわけではありません。工事現場作業員や警備員など屋外で働く人たちの健康状況を脈拍の変化で見守るシステムもありました。

こんなスマートウォッチを手首に巻いて使います。ウォッチをもっと高性能なものにすれば、歩いた歩数とか睡眠状況とか、いろんなことも見守ることができます。

写真:株式会社NTTPCコミュニケーションズ

工具や備品管理にもIoT

写真:株式会社ネットレックス「コンビベース」

工具や部材、備品や資産などの管理にICタグを使う方法を提案しているブースも。工具に取り付けた小さなICタグとハンディリーダーで誰がいつ持ち出したかなどを管理できるクラウドサービスです。

写真:株式会社ネットレックス「コンビベース」

ICタグには電源が不要なのが便利そうです。GPSではないので位置まではわかりませんが、同じものが複数ある場合も識別して使えます。開発会社いわく「棚卸しが楽になります!」だそうです。

まとめ

と、建設業界で使えそうなものを紹介してきましたが、意外に地味ですよね。本当に便利になるのは、AIとIoTとロボットが絡んでくる、数年先でしょうか。ただ、導入され始めたら一気に拡がりそうなので、これからも代わりに建設業界目線で新技術をチェックしに行ってきます!

【こちらの記事もおすすめ!】

建設業界目線で見る「第1回AI/人工知能 EXPO」レポート

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